柄の名称 (シェパードチェック) 日本国では「小弁慶格子」といい、通常の歌舞伎「勧進帳」などで見る武蔵坊弁慶の着ている大弁慶格子に対しての細かい柄として言い方を分けています
柄の名称
(シェパードチェック)
シェパードチェックはDistrict Check(地方格子)の典型の一つと言える柄である。ディストリクトチェック(プラッド)は元々は地方ごとの専用の柄と言ってよく、クラン・タータンのように登録された柄を持つほどの貴族階級には属さないけれどもアッパークラスの人たちが自分ち用として開発していった柄ともいうことが出来ます。したがって、グレンチェックなどもディストリクトチェックの一つでありますし、ツイードにおける様々なチェック、言ってみればクラン・タータン以外の格子柄はほとんどをディストリクトチェックということが出来ます。ということで、シェパードチェックですが、最も単純な柄でもあり相当古くから世界中で存在していたと考えられます。日本国では「小弁慶格子」といい、通常の歌舞伎「勧進帳」などで見る武蔵坊弁慶の着ている大弁慶格子に対しての細かい柄として言い方を分けています。ちなみに大弁慶というのは二重格子であって正確には違う柄だと思うのですが和服の世界では言葉の大小だけで分けているようです。
シェパードとは「羊飼い」という意味で、スコットランドの羊飼いが考案し使用していたということであるが、近年になってデザイナーが好んで使用することで洗練されたパターンとしての位置を得ています。
千鳥格子(ドッグ・ツース、ハウンド・ツース)と間違えて使われることが多いのですが、千鳥格子が“牙”を持っているのに対しシェパードチェックはシンプルな格子の集積である。
添付写真
組織:2/2綾
原料: Wool 80% Goat Hair20%
番手:2/36×2/36
目付:370g
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